理化学研究所(理研)は7月14日、2013年8月より先端医療センター病院および神戸市立医療センター中央市民病院とともに進めている「滲出型加齢黄斑変性」の臨床研究に対する今後の進め方に関するコメントを公表した。
今回のコメントは、2014年7月初旬に、同研究を進めている理化学研究所(理研)再生科学総合研究センターの高橋政代プロジェクトリーダーが、自身のTwitter上に理研批判や、治療中止の検討を行うといった書き込みを行った後、すでに移植手術に向けて細胞培養を行っている患者への臨床試験は予定通り遂行することといったコメントが出されていたことに対し、理研として、改めて研究を継続していく方針を示すものとなっており、「実施計画を踏まえた理研本部の対応体制を強化するなど、今後とも万全の環境を整え、安全性に十分配慮した上で着実に推進してまいります」と述べている。