キヤノンは7月14日、オフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCE」シリーズのA4カラー複合機「imageRUNNER ADVANCE C350F」を9月上旬より発売すると発表した。
本製品は、デスク横にも設置可能な省スペース設計ながら、A3複合機「imageRUNNER ADVANCE」シリーズと同様のシステム仕様を備え、新しい色設計の採用により、プリンタの色域が拡大し、色鮮やかな画質を提供する。
キヤノン独自のアプリケーションプラットフォームである「MEAP(Multifunctional Embedded Application Platform)」を搭載し、機能拡張やICカード認証が可能。また、A3複合機と組み合わせて設置することでユーザーのオフィス環境に合わせた最適な配置が可能となる。
また、小規模オフィスや店舗のバックヤードでは、キヤノンのクラウドサービスである「HOME」などと連携し、ファクス業務の効率化や電子化した紙文書の情報共有を促進する。
さらに、7インチ液晶カラータッチパネルを搭載し、よく利用する設定を個人ごとに事前登録可能な「カスタムメニュー」など、従来の「imageRUNNER ADVANCE」シリーズ機と共通の操作性を実現。操作パネルは角度調整が可能な無段階チルト機構を採用することで、デスク横でも使いやすくユーザーの操作性を向上させる。価格は62万5,000円(税別)。
連続複写速度はA4カラー・モノクロ共通で35枚/分、給紙はカセット640枚×1。オプションで640枚×3(3段カセットペディスタル)を搭載可能。機械占有寸法はW852×D621mm。