ソフトバンクテレコムとオプトは、共同出資により企業のデジタルマーケティング活動を支援する新会社「ジェネレイト」を設立したと発表した。

両社が構想するデジタルマーケティングプラットフォーム

新会社は、消費者の購買行動の多様化に伴い、多くの企業でオムニチャネルやO2Oサービスを軸としたデジタルマーケティングへの取り組みが本格化する中で、両社の持つ強みを生かし、最新のアドテクノロジーと多様化するメディアを総合的に活用することで効果的な販売促進やマーケティング施策を提供していく。

また、デジタルマーケティングプラットフォームを構築し、顧客ごとのニーズに沿った最適な販売促進施策など、マーケティング活動のためのメディア、インフラ、アプリケーションを統合的に提供する。

さらに、企業が持つキャンペーン履歴やアクセスログなどのオンラインデータのみならず、リアル店舗における来店情報やPOSデータなどの購買履歴といったオフラインデータなど、さまざまなデータを取り込み統合管理することにより、データから導き出された仮説に基づく効果的なキャンペーンを創出し、企業のマーケティング活動におけるROI(Return On Investment)の最適化を図る。

今後、ジェネレイトは、外部パートナーとの連携も視野に入れ、企業のマーケティングパートナーとして顧客の戦略策定からビジネス開発までをサポートし、最終的な売上拡大に貢献していく。