オープンソース・ソリューション・テクノロジ( OSSTech)は7月10日、シングルサインオン製品「OpenAM」とパスロジが開発するトークンレスワンタイムパスワードシステム「PassLogic(パスロジック)」との連携モジュールの提供を開始したと発表した。
OpenAMは、SAML2.0、OAuth2.0、OpenID Connect 1.0、Shibbolethなどのシングルサインオンプロトコルへの対応に加え、エージェント型、リバースプロキシ型、代理認証型などを提供するシングルサインオン製品。
PassLogicは、トークンや乱数カード不要でワンタイムパスワードを実現しており、利用者数が多くともそれらの配布により運用負荷が増えにくといった特徴がある。また、利用者にはトークンや乱数カード管理する手間を省けるといったメリットもある。
今回の連携モジュールを利用することで、OpenAMのID/パスワード認証の後、PassLogicによる追加認証が要求されるようになる。これにより、セキュアかつ使いやすいログイン環境を実現できるとしている。
フェデレーション・シングルサインオンは以前から一般企業、教育機関、公共機関などから注目を集めており、今後もさらに需要が増加することを見込んでいる。
同社は、今後もパスロジとともに連携ソリューションのプロモーション活動を継続する方針だ。