キヤノンは7月10日、手頃な価格帯でありながら高い基本性能を備えたエントリーモデルのネットワークカメラ「VB-S805D/S905F」2機種を発表した。
同製品は、監視カメラの威圧感を抑えたいオフィスや店舗などにおいて、屋内の設置環境に溶け込む小型サイズを実現している。また、有効画素数を130万画素とし、既存の210万画素(フルHD)対応機種に新たなラインアップとして加えることで、ユーザーの選択肢を広げている。
性能面では、カラー撮影時やナイトモードでの白黒撮影時においても、クラス最高水準の低照度に対応しており、ろうそくの明かり程度の環境下でも、低ノイズのカラー撮影が可能であるため、夜間監視などで威力を発揮するとしている。
なお、価格は「VB-S805D」が5万9800円、「VB-S905F」が5万4800円。すでに販売を開始している。