カネカは7月10日、独自技術を利用して開発したポリオレフィン系ホットメルト接着樹脂(以下、ホットメルト接着樹脂)の市場開発を強化した。

ホットメルト接着樹脂は、溶剤を使用しない接着材料であり、溶剤を使用した接着剤で行う乾燥・養生工程が不要で、接着工程での簡素化に加え、環境にも配慮した接着材料になっている。すでに自動車外装、内装部材用途に採用され販売を開始しているが、さらに家電、住設分野など、他の分野の工業用部材向けに用途展開を図る。