Windows Internet Explorer 11

Microsoftは7月8日(米国時間)、「July 2014 Internet Explorer Updates - IEBlog - Site Home - MSDN Blogs」においてすでに発表されている1つのセキュリティ脆弱性と、公開はされていない23のセキュリティ脆弱性の修正パッチの提供が開始されたことを伝えた。このセキュリティ脆弱性を利用されると、特別に細工されたページを閲覧するだけで攻撃者によって利用しているユーザの権限が取得される危険性がある。

このセキュリティ脆弱性が存在するのはIE6、IE7、IE8、IE9、IE10、IE11。自動アップデート機能を有効にしてある場合にはユーザが明示的に作業を実施する必要はない。自動アップデート機能を無効にしている場合にはアップデートを手動でチェックするとともに、アップデートのインストールを実施する必要がある。Microsoftは自動アップデート機能を有効化していないユーザへ迅速にアップデートを適用することを推奨している。

同記事では7月8日(米国時間)にWindows8、Windows 8.1、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2のIE10およびIE11向けに提供されているAdobe Plash Playerのセキュリティアップデート版の提供が開始されたことにも触れており、自動アップデートが有効になっている場合にはこちらもアップデートされると説明がある。