フェンリルは10日、Webブラウザ上でチラシや名刺をデザインできる新サービス「Picky-Pics(ピッキーピックス)」をリリースした。利用料は無料(要会員登録)。
同サービスは、チラシや名刺、あるいはプレゼンテーション用の図案など、さまざな用途に向けた平面デザインを作成できるウェブサービス。名刺、ハガキ、プレゼンテーション、フライヤーなどから任意の用紙を選択し、手持ちの写真、あるいは約5万点以上の写真・イラスト素材をキャンバスにドラッグ&ドロップ。色やテキストを変更したり、好みのレイアウトパターンを選ぶだけで、本格的なデザインを仕上げることができるという。
また、同サービスではプロのデザイナーが愛用するモリサワフォントから18書体を無料で提供。日本語のテキスト挿入には必須の縦書き機能も備えている。加えて、素材の位置・間隔・サイズを検知できる強力なスマートガイド機能を搭載しているため、複数の素材やテキストを正確かつ均等に配置できる。そのほか、サービス側のライブラリで用意する素材には無料と有料の2種類があり、有料素材は、24時間出力権を購入するとひとつ100円(税抜)で、24時間以内なら何度でも出力できる。時間制限のない無期限出力権(イラスト:税抜1,000円、写真:税抜1,500円)もあり、支払いはPayPalで行う。
なお、このサービスで制作したデザインは、PNG、PDF、Webといった3つの形式にて出力することが可能。自動でサーバーに保存されるので、自宅でも出先でも、どこからでも再利用できる。対応ブラウザは同社が提供するSleipnirのほか、Internet Explorer 11、Google Chrome、Firefox、Safari(Macのみ)。