ソフトバンクモバイルは、7月10日から台湾におけるLTE国際ローミングサービスの提供を開始すると発表した。

7月10日より台湾で、11日よりイタリアおよびバチカンでの利用が可能となる。これらのエリアでは海外向けパケット定額サービス「海外パケットし放題」にも対応。これにより、世界18の国・地域でLTE国際ローミングを利用できるようになった。

一方で、同じく10日より、日本国内においてチャイナモバイル(China Mobile Communications Corporation)の国際ローミング向けにSoftBank 4G LTE(FDD-LTE)ネットワークの提供を開始する。

チャイナモバイルは7億8,729万5,000(2014年5月末時点)のユーザーを持つ中国の携帯電話事業者。チャイナモバイルの利用者は対応機種を持ち込めば日本国内でLTE通信の利用が可能となる。香港を除く中国の携帯電話事業者利用者向けにLTE通信を提供するのは、国内事業者初となる。