ツイートは身の安全が確保されている場所でお願いします――。Twitter社の日本公式アカウントが、台風の日本接近にあわせて、災害現場におけるツイートの自粛を呼びかけている。

Twitter社 日本公式アカウントのつぶやき

Twitterは東日本大震災の際にも被災地の状況を伝える情報伝達手段として活用され、震災を契機に政府や自治体などの災害情報発信アカウントも続々開設されている。

今回日本に接近している台風8号は猛烈な勢力を維持。沖縄県には「数十年に一度」の災害が予想される場合に発令される昨年制定された「特別警報」が一時出されるなどの状況が続いている。

その中でTwitter社は、「特別警報が出ている沖縄をはじめ、暴風雨になると思われる地域の皆さま、写真付きツイートのために危険な場所に近づかれることはおやめください。ツイートは身の安全が確保されている場所でお願いします」(原文まま)とツイート。

写真などを添付して、災害の状況を伝えるがために、命の危険を冒すことはやめるよう呼びかけている。

一方で、台風8号の様子を安全な場所から写真付きツイートしている人もいる。これは、NASAの宇宙飛行士、リード・ワイズマン氏が国際宇宙ステーション(ISS)から撮影したもので、今朝の段階で台風8号が誰かの手によってカットされたかのような写真を掲載している。