レノボ・ジャパンとソフトバンクモバイル、ソフトバンク コマース&サービスは7月8日、ソフトバンクモバイルの4G LTEおよび4Gに対応したレノボ社製タブレット「ThinkPad 10 for SoftBank」を開発し、9月中旬以降にソフトバンクの法人向け販売チャネルを経由して提供すると発表した。

ThinkPad 10 for SoftBankは、日本国内で法人向けモデルの販売が開始されたハイスペックビジネス向けタブレット「ThinkPad 10」に、ソフトバンクモバイルの高速データ通信サービス「SoftBank 4G LTE」と「SoftBank 4G」に対応したモジュールを搭載。これにより、Wi-Fiのない場所でも受信時最大100Mbps(4G LTEエリアの場合。ベストエフォート方式)の通信が可能となる。

厚さ約8.95mm、重さ約610gの薄型・軽量設計

ThinkPad 10は、クアッドコアのインテル Atom Z3795プロセッサー搭載で、Windows 8.1 Pro Update 64bit OS対応。USB2.0、microSDカードスロット、指紋認証など、ビジネスシーンのニーズに応えたモデルとなっている。

画面は10点マルチタッチ対応10.1型WUXGA IPS 液晶に割れにくい強化ガラスを使用。専用アクセサリーの「ThinkPad Tablet ペン」で署名や手書きメモができる他、手袋が必要な作業環境でもタブレット操作が可能だ。ペンにはマウスの右クリックとして機能するボタンが搭載されている。

主な仕様は下記の通り。

通信方式 SoftBank 4G LTE(FDD-LTE)、SoftBank 4G(AXGP)、3G(3Gハイスピード)
通信速度(ベストエフォート方式) SoftBank 4G LTE(下り最大100Mbps/上り最大37.5Mbps)、SoftBank 4G(下り最大76Mbps/上り最大10Mbps)、3G(下り最大21Mbps/上り最大5.7Mbps)
対応周波数 SoftBank 4G LTE:1.7GHz/2.1GHz/900MHz、SoftBank 4G:2.5GHz、3G:2.1GHz/900MHz
サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ 約256.5×177×8.95mm/約610g
バッテリー駆動時間 後日発表予定
ディスプレイ 10.1型IPSパネル(1,920×1,200ドット)、16:10、10点マルチタッチ
内蔵カメラ 背面 約800万画素/メイン 約200万画素
外部メモリー microSDカード
内蔵メモリー(RAM) 4GB/2GB
記憶装置(フラッシュメモリー) 128GB/64GB
Wi-Fi IEEE 802.11a/b/g/n(Wi-Fi準拠)
Bluetooth Ver.4.0
OS プラットフォーム Windows 8.1 Pro Update 64bit、32bit
インタフェース USB2.0(フルサイズ)、MicroHDMI、指紋認証リーダー、ThinkPad Tablet ペン、NFC
カラーバリエーション グラファイト ブラック