ソフトバンクテレコムは7月7日、横浜市にタブレットとクラウドを活用して簡単にコンテンツの一括配信管理ができるデジタルサイネージサービス「ホワイトクラウド ビジュアモール クイックサイネージ」を提供すると発表した。クラウド型のデジタルサイネージの提供は、自治体では横浜市が初めての事例になる。
横浜市は、国内外からの来訪者に対する利便性向上を目的としたさまざまな施策を推進している。その中で、7月16日にリニューアルオープンする桜木町駅観光案内所で、利用者のニーズに合った最新情報をタイムリーに配信できるシステムとしてクイックサイネージを採用。同案内所内に設置する大型ディスプレーのほかにも、市内3か所の案内所のタブレットに配信するコンテンツを一括管理する。
クイックサイネージは、企業や自治体が商品情報や交通情報、施設情報、観光情報などのコンテンツをデジタルサイネージに配信する際のコンテンツ登録・保管・配信機能をクラウドサービスとして提供するものだ。
クラウド型で提供されるため、自社でシステムを構築・保有することなく、静止画や動画、アニメーション効果、音楽などのマルチメディアコンテンツを簡単に組み合わせて、訴求力の高いデジタルサイネージとして表示することが可能だという。