AsiaPlusは7月8日、多言語対応・社内向けSNS「Tascade(タスケード)」の提供を開始する。
Tascadeは海外に拠点を持つ日本企業を意識した社内SNS。日本とベトナムでビジネスを展開するAsiaPlusが自社でも利用しているサービスになる。現在のところ、日本語、英語、ベトナム語に対応。Google翻訳を活用した、投稿の自動翻訳機能も搭載しており、異言語圏のユーザーでコミュニケーションをとることもできる。
搭載されている主な機能は、情報共有機能、Eラーニング機能、レポート機能、アンケート機能の4つ。これらのうち情報共有機能は、各自のタスクやレポートのリアルタイム共有、取組状況の確認などが可能だ。
Eラーニング機能では、動画やパワーポイント、クイズ形式での教材作成ツールを提供。レポート機能は、特定のグループ内におけるレポートの送信や確認、コメント記入ができ、アンケート機能は、アンケート作成から意見の収集、グラフ等へのビジュアル化を可能とする。
Tascadeは、Internet Explorer、Firefox、Chrome、Safariなど主要ブラウザの最新版に対応したPC向けのWebアプリケーションのほか、iOS7.0以上およびAndroidOS4.1以上で動作するスマートフォンアプリも提供されている。
用意されているメニューは、一部機能の利用制限のある「無料会員(ベーシック)」、グループ設定数に限りのある「シルバー会員」、全機能が無制限で利用できる「ゴールド会員」の3種類。価格は、シルバー会員が1ユーザーあたり月額590円(税抜)で、ゴールド会員が1ユーザーあたり月額790円(税抜)となる。シルバー・ゴールド会員共に入会後30日は無料。
なお、同サービスは今後、インドネシア語とタイ語に順次対応する予定で、ASEAN諸国を中心にサービスを拡大する予定だ。