厚生労働省は7月5日、警察庁とともに、「脱法ドラッグ」の新しい呼称の募集を開始した。

今回の名称募集は、脱法ドラッグの乱用者が犯罪を犯したり、交通死亡事故を引き起こしたりして社会問題になっている現状を受けたもので、脱法ドラッグが危険な薬物であることを周知する目的がある。

新名称の要件として、「危険性の高い薬物であることが理解できること」「幅広い世代まで理解できること」「『ハーブ』という呼称は原則使用しないこと」「公序良俗に反しない表現であること」の4点が挙げられている。

新名称は電子メールと郵送で受け付けており、募集期間は7月18日まで。