ヤマハ発動機は10月31日、車いす用電動アシストユニット「JWX-2」に20インチ仕様を追加し、11月7日より発売すると発表した。
「JWX-2」は、電動アシスト自転車PASの技術「パワー・アシスト・システム」を応用し、車いすのハンドリム操作の負荷に応じて電動の補助力がはたらく車いす用電動アシストユニット。さまざまな形状の車いすに装着でき、専用ソフトウェア「JW Smart Tune」を用いて、アシスト力や応答性、直進性、左右バランスなど、症状にあわせた細かい設定ができる。
今回、20インチ仕様を追加したことで、身体の成長や症状の変化にあわせ微調整が欠かせない子ども用車いすへの装着が可能となった。また、低床の車いすを使用している片まひの人も使用できるという。
メーカー希望価格は32万7000円~(税別)となっており、同社は年間100台の販売を計画している。