EIZOは7月4日、鉄道ホームの監視用途に適した1200cd/m2表示の15.0型カラー液晶モニター「DuraVision FDX1513」を2014年7月18日に発売すると発表した。

同製品は、同社が2012年に発売した鉄道ホーム監視向けカラー液晶モニター「DuraVision FDX1503」の後継機種という位置づけで、従来機種に引き続き、西日の強い環境などにおいても視認性に優れる1200cd/m2の高輝度表示に対応しているほか、鉄道ホームの既設監視システムへの導入が容易な15.0型のフリーマウントデザインを採用している。

また、ビデオ入力端子(BNC)とPC入力端子(D-Sub15ピン(ミニ))を搭載しているほか、BNCの出力端子も備えているため、他のモニターと直列に配線して画像を共有することが可能。さらに、映像出力はモニターへの通電状態に影響されないスルーアウト方式を採用しているほか、NTSC、PAL、SECAMの各映像フォーマットに対応している。

加えて、3次元Y/C分離機能とノイズリダクション機能により、映像の色のにじみやノイズを抑制することが可能なほか、アンダースキャン表示も可能。このほか、画面の表面ノングレア処理により映り込みによる映像の見えにくさを緩和しているほか、VESAマウント取付穴を装備しているため、壁掛けやアーム取付けも容易になっている。

鉄道ホーム監視向けカラー液晶モニター「DuraVision FDX1503」