三菱スペース・ソフトウエアは7月2日、個人情報ファイル検出ツール「すみずみ君」の新バージョンを発表した。

「すみずみ君」はクライアントPCや文書共有サーバに保管されているファイルのうち、"個人情報" や "機密情報" を含むものを高速に検索するツール。効率的なレポート(一覧)を作成することが可能で、情報漏えいリスクに関して、その存在についての適正な把握、台帳の作成といった用途で使用される。

最新版では、他社製品との連携機能が強化されており、アルプス システム インテグレーションの情報漏洩対策シリーズ「InterSafe ILP」や、SkyのIT資産管理ツール「SKYSEA Client View」に対応する。

「InterSafe ILP」は「重要情報の保護」「外部デバイスへの不正持ち出し」「持ち出し後のファイルの安全な活用」「送信データの情報漏えい防止」といった機能をオールインワンで提供する製品群であり、同製品との連携によって、より強固なセキュリティ対策ソリューションとして「すみずみ君」を活用することが可能となった。

三菱スペース・ソフトウエアの「すみずみ君」最新版は、アルプス システム インテグレーションの情報漏洩対策シリーズ「InterSafe ILP」、SkyのIT資産管理ツール「SKYSEA Client View」と連携可能となった

なお三菱スペース・ソフトウエアは、今後も企業における個人情報保護や機密情報の管理を支援するソリューションの提供に注力するとしている。