KDDIは7月1日、多数の登山客が訪れる富士山の開山時期に合わせ、富士山頂エリアにおける4G LTE通信の提供を開始すると発表した。
同社では、御来光写真の送信やSNSの利用といった携帯電話・スマートフォンの利用が多く見込まれる時期に合わせ、富士山頂における通信エリアの拡充を行っている。
登山口・登山道においては、年間を通じて4G LTE通信が利用可能だが、今年は山小屋や休憩所の協力を得て、中継装置を設置することでエリア品質についても拡充を図る。
期間は7月4日~9月上旬までの予定で、7月中旬以降は受信最大150Mbpsの高速通信を山頂で利用できるようになる予定だ。
利用可能な場所は、富士山頂および吉田口ルート、富士の宮口ルート、須走口ルート、御殿場口ルートの各山小屋・登山口・登山道。
なお、電波状況によって3G通信になる場合や、通信できない場合がある。また、山頂の山梨県側については7月中旬からエリア化の予定。お鉢巡りルートでは一部利用できないエリアがある。