ヤフーは7月1日、「Yahoo!ショッピング」の注文系のAPI11個を公開した。

同社はYahoo!ショッピングにおいて、ユーザーによるサービス開発を支援するためにプラットフォームを開放するオープン化戦略を打ち出しており、「出品」「在庫管理」「画像管理」に関する約50個のAPIを公開してきた。このほど新たに、予約注文件数の取得や注文情報の検索、注文の支払い状況管理など、受注後の注文データの処理機能を提供する注文系APIが公開された。

●注文系APIとその主な機能

  • 注文ステータス別件数参照API…新規注文、新規予約注文の件数を取得する
  • 注文検索API…注文情報を検索し、該当する複数注文情報を取得する
  • 注文詳細API…注文情報を単体で取得する
  • 注文ステータス変更API…指定注文の注文ステータスを変更する
  • 入金ステータス変更API…注文の支払状況を管理するための入金ステータスを更新する
  • 出荷ステータス変更API…注文の配送状況を管理するための出荷ステータスを更新する
  • 注文内容変更API…指定注文の注文情報を変更する
  • 注文操作履歴一覧API…単一の注文に対しての更新履歴情報を提供する
  • 注文分割API…ひとつの注文をふたつの注文に分ける(発売日の違いから出荷を分けたいときなどに利用)
  • 注文ライン追加API…注文明細に商品を追加する
  • 支払番号発行API…モバイルSuica、コンビニ決済、ペイジーでの支払いの注文に対して、購入者の支払い用の専用番号を発行する

これらのAPIは、Yahoo!ショッピングの専用ツールである「ストアエディター」および「ストアクリエイターPro」を利用して出店しているストアや、ヤフーとパートナー契約を結んでいる「Yahoo! JAPANコマースパートナー」に向けて公開される。