UNITED STATES COMPUTER EMERGENCY READINESS TEAM

US-CERTは7月1日(米国時間)、「Apple Releases Security Updates for OS X, Safari, iOS devices, and Apple TV|US-CERT」においてApple製ソフトウェアのセキュリティ脆弱性について伝えた。該当するソフトウェアのバージョンを使用している場合には説明されている対策方法などを適用し、早期に問題に対処することが推奨される。

セキュリティ脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

  • Security Update 2014-003 (OS X Lion v10.7.5、OS X Lion Server v10.7.5、OS X Mountain Lion v10.8.5、OS X Mavericks 10.9~10.9.3向け)
  • Safari 6.1.5、Safari 7.0.5 (OS X Lion v10.7.5、OS X Lion Server v10.7.5、OS X Mountain Lion v10.8.5、OS X Mavericks v10.9.3向け)
  • iOS 7.1.2 (iPhone 4以降、iPod touch 第5世代以降、iPad 2以降向け)
  • Apple TV 6.2 (Apple TV 第2世代向け)

このセキュリティ脆弱性を利用されると不具合が発生する危険性がある。システム権限で任意のコードが実行される可能性があるほか、アプリケーションが不正に終了してしまう危険性がある。一覧に使用中のソフトウェアのバージョンが含まれている場合にはプロジェクトのサイトで最新の情報をチェックするとともに、セキュリティ脆弱性に対応する方法が公開されている場合には迅速に対処することが推奨される。