Songzaは2007年創業の音楽ストリーミングサービス。パーソナライズを特徴とし、独自技術「Concierge」を利用してユーザーの好みやムードに合わせてキューレーションされたプレイリストを提供したり、レコメンデーションを行ったりする。自分のムード(仕事中、エクササイズ中など)やジャンルなどを設定しておくと、曜日や時間に合わせてプレイリストを提案してくれる。
iOSとAndroidの両プラットフォームにアプリを提供しており、Chromecastも対応する。Songzaのサービスは無料だが、広告なしの有料サービス(週99セント)も提供する。
Wall Street Journalによると、Songzaの加入者数は550万人、同じく音楽ストリーミングを提供するPandraは7500万人、Spotifyは4,000万人だという。Songzaは非公開企業で今回の取引の買収金額は公開されていないが、New York Timesなどは買収金額を1,500万ドルと推測している。
SongzaとGoogleによると、当面はSongzaのサービスに変更はないという。Googleは数ヵ月のうちにSongzaの技術をGoogle Play Musicに統合する計画で、You Tubeやその他のGoogleの製品上での音楽体験改善にも繋げていきたいとしている。