ニールセンは6月30日、米国におけるメディア環境の変化をまとめた「広告とオーディエンス」レポートを発表した。

発表によると、米国におけるPCからのインターネットのビデオ視聴は、2013年9月~12月期は7時間34分で、2012年の5時間54分から大きく増加している。

スマートフォンでのビデオ視聴時間は、2012年時点では59分だったが、2013年9月~12月期は1時間23分まで増えている。

米国では、デジタルデバイス保有者の86%がテレビ視聴中にスマートフォンをセカンドスクリーンとして利用し、おおよそ半数の人は「ながら視聴」が習慣になっているという。

1ヵ月あたりのデバイス利用時間(発表資料より)

視聴可能なチャンネル数は、2008年の129.3チャンネルから2013年には189.1チャンネルまで増えている。しかし実際に視聴するチャンネル数はおよそ17チャンネルで、2008年から変化していない。

また、米国の平均的なテレビ視聴時間は1日5時間で、2013年は1時間に14分~15分間のCMが流れたという。

視聴可能なチャンネル数 / 広告放映時間の推移(発表資料より)

レポートはWebサイトからダウンロードできる。