イードは7月1日、タブレット端末の使用実態とモバイルインターネットの関係性に関する調査の結果を発表した。同調査は、タブレット端末を所有している、または今後利用意向のある20代から40代の男女を対象に実施したもの。

タブレット所有者および購入意向者に、タブレットを利用したい場所や場面を聞いたところ、自宅が85.2%、外出先(自宅外)が75.8%と、どちらも高い結果となった。外出先の使用ニーズを細かく見ると、出張や旅行など遠出中(48.8%)、電車・バス等の待ち時間(47.3%)、カフェやレストランなどの飲食店(40.8%)など、さまざまな場所が高い支持を得た。

タブレット端末を使用したい場所・場面 資料:イード

現在、タブレットを利用している人に用途を聞いたところ、「Webサイトの閲覧」が86.8%で最も多く、これに「動画の視聴」63.0%、「Eメールの利用」60.0%が続いた。一方、タブレット購入意向者に何に使ってみたいかを聞いたところ、上位3位までは同じ結果となった。

タブレット端末の使用用途(現利用者)と使用してみたい用途(利用意向者) 資料:イード

タブレットをインターネットへ接続する方法は、「自宅の固定回線(Wi-Fi)」が69.6%、「固定回線以外」が63.0%となった。自宅の固定回線以外では「モバイルWi-Fiルーター」(32.1%)と回答した人が多く、利用している理由としては、「ワイヤレスで使いやすい」(49.2%)、「自宅と外で両方使えるので、低コストだから」(47.1%)、「外出先でもインターネットを利用できるから」(46.5%)が挙がった。

タブレット端末のインターネット接続方法 資料:イード

今後タブレットで使いたいモバイルインターネットサービスについては、「WiMAX/WiMAX 2+」に人気が集まった(33.0%)。これに、「ドコモXi」(19.3%)、「イー・モバイル4G/LTE」(12.3%)が続いている。

同社は、「WiMAXおよびWiMAX 2+」は、下り最大110Mbpsのサービスを提供しているほか、速度制限がなく、制限解除による追加料金もなしで使えることが人気の要因と分析している。

タブレット端末のインターネット接続に利用したいモバイルインターネットサービス 資料:イード