シャープは6月30日、同社が運営する電子コンテンツストアサービス「GALAPAGOS STORE」専用のアプリケーションを使わずに汎用のWebブラウザだけで電子書籍が閲覧できる環境を実現し、対応を開始すると発表した。

「ブラウザビューア」の表示例

今回、同社が開発した「HTML5」を活用したソリーション「ブラウザビューア」によって、汎用ブラウザで電子書籍が閲覧できる環境を実現した。

従来、電子書籍を閲覧するには、タブレットやスマートフォンなどの端末に専用のアプリケーションをダウンロードする必要があったが、同ソリューションを活用することで、汎用のWebブラウザで電子書籍の検索・購入から閲覧までが可能になる。主要な電子書籍フォーマットに対応しているので、どの端末でもWebブラウザがあれば手軽に利用できる。

書籍やコミック、雑誌など複数のコンテンツの中から読みたいコンテンツの表紙を選べば、すぐにコンテンツの内容が表示される新たなユーザーインタフェースも導入されており、書店の棚から次々と書籍を手に取る感覚で、手軽にコンテンツを楽しめる。

対応端末はWindows搭載PC、Mac、iPad、iPhone、iPod touch、Android搭載端末で、対応ブラウザはInternet Explorer 9.0以上、Firefox、Google Chromeとなっている。