日経BPコンサルティングは6月27日、インターネットユーザーが国内500のWebサイトを評価する「Webブランド調査2014-春夏」の調査結果報告書を発行・発売した。
Webブランド調査は、企業や団体が運営する主要500サイトを対象に、「アクセス頻度」「サイト・ユーザビリティ(Webサイトの使いやすさ)」「コンバージョン(会員登録や商品購入などサイト内で実際に行われた行動)」「サイト・ロイヤルティ(Webサイトへの意識やリピート意向)」「態度変容(サイト運営者のイメージや購入意向への影響)」「波及効果(Webサイト以外での行動誘発)」の6項目をインターネットユーザーが評価する。同調査は半年ごとに実施されており、今回は4月9日~22日、有効回答数は3万6330サンプルとなっている。
今回の調査では、「Yahoo! Japan」が、Webサイトのブランド力を評価するWebブランド指数の全体ランキング1位を獲得。2位は「楽天市場」、3位は「Amazon.co.jp」、4位は「Google」、5位は「価格.com」となっている。
スコア上昇ランキングの1位は「じゃらんnet」、2位は「JTB」。トラベル系の両サイトは、ゴールデンウィーク向けのプロモーションによってWebサイトの利用者が増え、Webブランド指数が急上昇している。
業種別のWebブランド指数は、「情報通信」と「電機、電子、精密機器、コンピュータ」の平均スコアが大きく上がっている。