The purpose of Linux Mint is to produce a modern, elegant and comfortable operating system. |
Linux Mintプロジェクトは6月26日(米国時間)、「The Linux Mint Blog ≫ Blog Archive ≫ Linux Mint 17 “Qiana” Xfce released!」においてXFce版のLinux Mint 17を公開したと伝えた。さらに3日前には「The Linux Mint Blog ≫ Blog Archive ≫ Linux Mint 17 “Qiana” KDE released!」においてKDE版のリリースを伝えている。これでCinnamon版、Cinnamon OEM版、MATE版、MATE OEM版、KDE版、XFce版がリリースされたことになる。
Linux Mint 17は長期サポート対象のバージョンとなっており、2019年までのサポートが予定されている。立て続けにリリースされたKDE版とXFce版とでは動作に必要となるハードウェアスペックに違いがある。KDE版は最低でも10GBのディスク空き容量と2GBのメモリが必要とされている。一方、XFce版では必要最低限のメモリ容量が512MBとされている。ハードウェアスペックの低いマシンではXFce版の方が扱いやすいといえる。
Linux Mintは最新のソフトウェアやコンポーネントを活用しながら、従来から扱ってきたメニューやUIをそのまま提供するところに特徴がある。最新のGNOMEやUbuntuはタブレットデバイスなどを意識したUIやデザインへ変わっているため、従来のデザインを好むユーザなどがLinux Mintを好んで採用する傾向が出てきている。