江崎グリコは、大阪府・心斎橋の道頓堀にあるグリコ看板のリニューアルを記念し、特別展「道頓堀グリコネオン」展を開催する。会期は7月3日~11月28日(日曜・祝日および8月10日から8月17日は休館)。会場は大阪府・大阪市西淀川区の同社企業ミュージアム「江崎記念館」。開館時間は月曜~金曜は10:00~16:00(要予約・自由見学)。7~8月の毎週土曜は10:00~16:00(予約不要・自由見学)、9~11月の第1・第3土曜は10:00~16:00(予約不要・自由見学)。
同展では、1935年(昭和10年)に建設された初代のグリコネオン塔が人々の注目を集めて以来、大阪の名所ともなっている「グリコ看板」のリニューアルを記念し、初代から5代目までの再現模型と共に看板のヒストリーの紹介パネルを展示する(5代目の再現模型は8月18日より公開予定)。再現模型では可能な限り実物に近づくよう、照明器具を用いて道頓堀を彩ったネオンの輝きを体感することができるものに仕上がっているという。
また、再現模型のほかにも、歴代グリコ看板の写真や設計図面、デザイン画、創業当時の広告部長であり川柳家であった岸本水府が考案した「豆文広告」などの当時の広告資料 も展示。そのほか、スマートフォン向けARアプリを用いて当時のグリコネオンとの記念撮影をすることも可能だ。なお、同館では特別展示以外にも、創業時から現在までの歴代のグリコのおもちゃのうち約4,000点を常設展示している。