SBI AXESとソフトバンクモバイルは6月26日、NFC対応電子マネーサービス「モバイルcashbee」を、ソフトバンクモバイルのスマートフォン向けに6月30日より提供すると発表した。この電子マネーは、ロッテグループの電子マネー事業者イービーカードが韓国で提供している。なお、NTTドコモでは2013年12月、KDDIでは2014年3月より提供されている。
「モバイルcashbee」は、イービーカードが韓国で提供しているプリペイド式電子マネーサービス「cashbee」の、NFC搭載スマートフォン向けサービス。現在韓国内のタクシーやコンビニおよびロッテグループのデパート、飲食店など約7万店舗に導入されている。
同サービスを利用すると、韓国旅行の際に現地通貨を用意せず、「モバイルcashbee」にチャージした電子マネーで決済することが可能になる。また、アプリでは韓国内の店舗で利用できるクーポンや、空港リムジンバスの時刻表、地下鉄路線図の閲覧などのコンテンツを提供。日本語対応の「cashbeeカスタマーサポートセンター」も利用が可能だ。
対応機種は、ソフトバンクモバイルのNFC搭載スマートフォン。Google Playから「モバイルcashbee」アプリケーションをダウンロードし、ホーム画面の「チャージ」メニューから電子マネーをチャージして利用する。チャージはクレジットカードの他、金融機関の口座からも行うことができる。