アドバンテストは6月25日、「NEO-SSDプラットフォーム」を採用したSSDテストシステム「MPT3000」を発表した。

同製品は、高性能かつ使いやすいソフトウェアと、革新的なマルチプロトコルへの対応を特徴とするハードウェアを備え、SSDのテスト・生産効率の向上に貢献する。高い成長率とともに競争が激化しつつあるSSD市場においては、新たな機種や次世代機への速やかな移行のためにPCIエクスプレス3.0やNVMエクスプレスといった多種多様なプロトコルへの対応が求められる。ユーザーの製品ラインナップ拡充をサポートする「MPT3000」は、進化を続けるSSD市場のニーズに適したテストソリューションとなっているという。

具体的には、SSD市場のテストニーズに適応するため、最大12GHzの動作速度をはじめとする、独自の高速SoCテスト技術を使用している。また、最新のエンタープライズSSDのテスト向けに、デバイスごとに独立した電源コントロールや、高精度の温度調整を可能にするチャンバを装備している。さらに、マルチプロトコル機能と多数個同時測定機能を持ち、2.5インチドライブ、ハーフおよびフルハイトのPCカード、M.2など、さまざまな形状のSSDの効率的テストが可能となっている。

SSDテストシステム「MPT3000」