Googleは6月26日、企業向けのオンラインストレージ「Google Drive for Work」を発表した。同サービスでは、1人当たり1,200円の月額料金で、ストレージ機能、監査機能、セキュリティ制御などの機能を利用できる。
同サービスでは、容量の制限なくデータを保存することができるほか、保存可能なファイルサイズも最大5TBと、一般的なPCのハードディスクには保存不可能な容量を提供する。
管理者向け機能として、ファイルの監査機能とeDiscoveryサービスが組み合わされている。新たな制御機能により、デスクトップ同期クライアントのインストールを許可するなどのカスタマイズが行えるほか、監査機能では、ファイルの移動や削除、社内外でのファイルの共有などといった活動をモニタリングできる。監査機能のAPIは開発者版も提供される。
監査対応として、Googleドライブのドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーション以外の保管されているファイルを検索できる「Google Apps Vault」が含まれている。
そのほか、同サービスには24時間365日の電話サポートや99.9%の稼働率保証、ドキュメント/スプレッドシート/プレゼンテーション/ハングアウトといった生産性を向上させるGoogle Apps for Businessの機能が含まれている。