ストラタシス・ジャパンは6月25日、米MakerBotの3Dプリンタおよびスキャナ製品の提供を開始することを発表した。

MakerBotは2009年に設立された企業。米Stratasysの子会社として、デスクトップ3Dプリンタおよびスキャナを専門に扱っている。3Dプリントに対応するファイルの発掘、作成、共有を行う3Dプリント・デザインのコミュニティ「Thingiverse.com」を運営するなど、3Dプリントユーザーの活性化に向けた取り組みも行っている。

ストラタシス・ジャパン 社長兼CEOの片山浩晶氏は今回の施策に関して、「MakerBotの3Dエコシステムにより、3Dプリンティングは企業や学校だけではなく、個人や若年層にとってもよりいっそう身近な存在となり、彼らの創造性を実現するでしょう。3Dプリンティングは、教育、設計、および製造業の現場を変革させており、当社が最前線でこの変革を推進していることを嬉しく思います」とコメントしている。

なお、日本においてMakerBotの3Dプリンタ「MakerBot Replicator」およびデスクトップ3Dスキャナ「MakerBot Digitizer」を販売する既存のMakerBotの再販業者(Brulé、日本バイナリー)は、今後もMakerBot製品の取扱いを継続する。