野球日本代表は6月24日、12歳以下の小学生で構成される日本代表チーム「侍ジャパン 12U代表」のメンバー募集をインターネット上のトライアウトで実施すると発表した。

代表監督に就任した仁志敏久氏

トライアウトから選出された代表者は、8月27日からフィリピンで開催される「第8回BFA 12Uアジア選手権」に出場する。監督は現役時代、読売ジャイアンツや横浜ベイスターズなどで活躍した仁志敏久氏の就任が決定している。

トライアウトの正式名称は「侍ジャパン12U 全日本合同トライアウト~デジタルチャレンジ~」。「日頃汗を流し一生懸命に取り組む少年野球の子供たちの可能性を出来るだけ多く見出し選考したい」という仁志監督などの意向から、インターネット上でのトライアウトの実施に至ったという。

エントリーは「50m走が7.3秒以下」「球速115km/h以上」「遠投70m以上」「特筆すべき技能を持っていること(平均打率5割以上や飛距離が突出している)」のうち1つ以上クリアしていることが条件。自らのプレーを動画撮影して特設ページから投稿することで、厳正な審査の上で代表選手候補が選出される。応募期間は6月24日10時~7月15日19時59分まで。

仁志監督は「野球少年たち全員が侍ジャパンになれるチャンスがあります。日頃の努力の成果をぜひ見せてほしい」とコメントしている。

なお、代表メンバーはトライアウトによる募集のほか、全日本軟式野球連盟(JSBB)各都道府県支部の推薦を加えた代表候補選手を加え、最終的に15名を選出する。

「侍ジャパン 12U代表」になれるチャンス!