ソリッドワークス・ジャパンは6月23日、「SOLIDWORKS Inspection アプリケーション」の日本国内での販売を開始することを発表した。

SOLIDWORKS Inspectionアプリケーションは、既存の設計データやコンテンツを再利用し、AS9102やPPAPなどの標準規格に対応した検査レポートの精度を高めることが可能。検査合格までの時間短縮に寄与するという。

また、品質検査レポートにデータを自動的に入力する方法を複数用意しており、手入力によって生じるエラーやデータ不備の排除にも有効とした。

ソリッドワークス・ジャパンは、品質検査担当者が問題のある部品や製造プロセスを特定できるうえ、品質検査レポートを定期的に作成するとともに中間検査を実施することで、廃棄コストの削減、製品品質の改善、機械トラブルやキャリブレーションをめぐる諸問題の早期検出が可能、と強調している。