コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は、愛知県豊橋署が6月19日に、インターネットオークションを悪用して無断で複製されたソフトを販売していた栃木県の会社員男性(47歳)を、著作権法違反(海賊版の頒布)の疑いで、名古屋地検豊橋支部に送致したことを発表した。
この男性は、2013年10月19日~11月29日ごろの前後4回にわたり、「Microsoft Windows 7 Professional (Service Pack1適用済み / 日本語版)」の32ビット版および64ビット版が複製されたDVD-R合計8枚を、滋賀県の男性ほか3名に対し、1万2100円で販売していたという。
警察によると、この男性は2013年1月~12月に海賊版を約300人に販売し、約70万円を売り上げていたものと見られている。
本件は豊橋署の捜査員によるサイバーパトロールで発見され、送致に先立ち行われた捜索ではPCや外付けハードディスクなどが押収されたとのこと。
警察の調べに対し、男性は「Windows XPのサポート終了に伴い、Windows 7の海賊版が売れると思った。生活費のため販売した」などと容疑を認めているという。