インテージは、企業が実施したテレビCMやWeb広告キャンペーンへの接触状況をWebから照会できるトラッキングツール「Campaign Tracker」の提供を6月30日から開始すると発表した。

近年、マルチデバイス化が進んだことによりWeb広告の出稿量が増加し、Web広告とテレビCMを組み合わせたクロスメディアキャンペーンを展開する企業も増えている。それに伴い、出稿したWeb広告とテレビCMそれぞれへの接触状況を、同一のモニターソースで捉えることの重要性が高まっているという。

このようななかで同社は、インターネットやテレビなどの広告・情報接触と購買行動の関係性を捉えることができる「i-SSP(インテージシングルソースパネル)」を開発。同一個人から収集したシングルソースデータをもとに、実施している広告がどのような人にどのくらい見られたのかなどを、2013年5月からレポート形式で提供してきた。

Campaign Trackerでは、i-SSPのレポートのうちテレビCMとPCによるWeb広告への接触状況について、広告担当者自身がターゲット層に絞ったデータを直接照会することができる。

Campaign Trackerの画面イメージ