東京コスモス電機(TOCOS)は、IoT(モノのインターネット)時代の無線通信ソリューションとして無線マイコン「TWE-Lite」向けのエナジーハーベスト(環境発電)用電源管理モジュール「TWE-EH Solar」を発表した。
エナジーハーベストとは、身の回りの使われずに捨てられているわずかなエネルギーを拾い集めて使う技術である。使用できるエネルギーには、光、振動、熱、電波などがある。「TWE-Lite」は、超低消費電力性能とエナジーハーベスト技術の融合により電池交換不要の無線センサを実現する。今回、エナジーハーベスト用電源管理モジュールの第1弾として光エネルギーを収穫する「TWE-EH Solar」を開発した。
「TWE-EH Solar」により、指先大の小型太陽電池を使用して室内光で「TWE-Lite」を動作させることが可能になる。電池寿命を気にする必要がなく、電池交換の手間もなくなるため、多数の無線センサによりさまざまなモノの状態を遠隔地で知ることがさらに容易になるとしている。