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Debianプロジェクトは6月16日(米国時間)、「Debian -- News -- Debian 6 debuts its long term support period」においてDebian GNU/Linux 6.0(コード名 Squeeze)を長期サポート(LTS; Long Term Support)対象にすると伝えた。現在のところ2016年2月までのセキュリティアップデートの提供が予定されており、あと1年8ヶ月はセキュリティパッチが提供されることになる。
DebianプロジェクトはDebian GNU/Linux 6.0を長期サポート対象としてサポートし続けるには個人および企業からの支援が欠かせないとし、TLS提供できるかどうかは協力者が十分に確保できるかにかかっていると説明し意思表示や支援を求めていた。今回の発表で必要な支援が確保できた様子がわかる。ただし、より多くのパッケージをカバーするにはさらに多くの支援が必要だとしており、協力できる組織などへTLSチームへの人的支援の提供を呼びかけている。
今回DebianプロジェクトがDebian GNU/Linux 6.0で実施した長期サポートへの取り組みが成功すれば、今後リリースされるDebian GNU/Linux 7 WheezyやDebian GNU/Linux 8 Jessieにおいても長期サポートを提供するといった取り組みにつながるだろうとの説明もある。主要なLinux/*BSDディストリビューションは長期サポートへの取り組みを強化しており、FreeBSDプロジェクトなども5年サポートへ向けた取り組みを開始している。