テレダイン・レクロイ・ジャパンは6月18日、広い周波数範囲にわたり高い同相信号除去比(CMRR)を持つ「HVD高圧差動プローブ・シリーズ」を発表した。

同差動プローブは、さまざまなパワーエレクトロニクスの測定に向けて開発されたもので、1500Vp-pと広い差動電圧レンジ、また高いオフセット機能により、1000Vdcバス上に重畳したゲート駆動および制御信号を捕捉する際に最大のフレキシビリティを発揮するとしており、1% DCおよび低周波利得精度を組み合わせることで、高い精度の高圧差動測定を実現するという。

なお、同シリーズは25MHz高圧差動プローブ「HVD3102」および120MHz高圧差動プローブ「HVD3106」の2モデルが現在、用意されている。

「HVD高圧差動プローブ・シリーズ」の概要