DTSとミラクル・リナックスは6月17日、システム監視ソリューションで協業し、サーバの台数が1台から30台程度の中小規模システムを持っている顧客向けに「ReSM(リズム)システム監視スタートセット」を提供開始すると発表した。

同サービスは、ミラクル・リナックスの小規模システム向け統合監視サーバ「MIRACLE ZBX1200」と、DTSのシステム統合運用サービス「ReSM(Remote System Management service)」をパッケージにして提供するもの。

「ReSMシステム監視スタートセット」の仕組み

ReSMは、統合運用センターより遠隔でシステムの運用・保守と正常稼動を監視するシステム運用監視サービスで、システム監視環境の構築から、導入後の運用管理の代行や障害復旧まで対応する。

MIRACLE ZBX1200は、「Zabbix」互換のシステム監視ソフトウェア「MIRACLE ZBX」や監視に必要なOSやデータベースなどソフトウェアをインストールし、設定やチューニングなどをあらかじめ最適化した小規模システム向けの統合監視サーバ。

同サービスの利用により、顧客は手軽にシステム監視を導入でき、顧客環境とDTSのReSM統合運用センターを接続して、遠隔でのシステム運用監視と障害対応を24時間365日にわたり代行できる。

初期費用は20万円から(※監視BOXおよびその設置、設定を含む)、月額費用は2万円からとなっている(いずれも税別)。