米Parallels(以下、パラレルス)は6月17日(現地時間)、Windows PCとMacへのリモートアクセスを可能にするアプリ「Parallels Access」のメジャーアップデート版「Parallels Access 2.0」を発表した。
これまでは iPadのみの対応だったが、最新バージョンでは、Android携帯とタブレット、およびiPhoneにも対応。さらに、社内のコンピュータへのリモートアクセスの割り当て、管理、セキュリティ保護を集中管理できる「Parallels Access for Business」も新たに提供する。
「Parallels Access」製品画面 |
新版で追加された新機能は、「Facebook経由でのログイン方法を統合」「Androidデバイスのホーム画面から、タップ1つでデスクトップ アプリケーションを起動」「iOSユーザーがParallels Accessを使用してリモートコンピュータのファイルを簡単に閲覧可能」「マイクを使用するデスクトップ アプリケーションで、タブレットやスマートフォンのマイクが使用可能」「さまざまなデバイスに合わせた画面解像度の変更が可能」など。
価格は、ユーザー1人あたり1年間2,000円、または、2年間3,500円のサブスクリプションで、最大5台のコンピュータにリモートアクセス可能。なお、新規に購入される顧客を対象とし、2014年6月末までの期間、Parallels Accessの2年間のサブスクリプションを3,000円の特別価格にて購入できる特別キャンペーンを実施する。
また、同時に提供される「Parallels Access for Business」サブスクリプションにより、IT管理者は、従業員のためにアクセス権の付与や制限、アカウントの再割当などを行い、「Parallels Access」を集中管理可能。Businessアカウント用サブスクリプションは、年間5,292円で、コンピュータに5台までアクセス可能。「Parallels Access for Business」を無償で使用できる特別キャンペーンを2014年7月31日まで実施している。