インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA」は6月17日、22歳~39歳のビジネスパーソン6万2,000人を対象に調査した「DODA転職人気企業ランキング2014」の結果を発表した。

同ランキングは、トップがグーグル、第2位がトヨタ自動車、第3位がソニーとなった。トップ3は4年連続変わっていない。

グーグルは5年連続で首位となり、「国際的な企業であり、将来性がある」といった企業の成長性への評価に加え、「社員の多様な働き方を認めていて、社員の働く意欲を刺激する社内施策をたくさん行っているから」など、企業風土や働く環境にも評価が集まったという。

パナソニックが昨年の第22位から順位を上げ、第8位にランクインした。同社は事業改革により業績が回復したことが評価されているほか、アベノミクスの要である「女性の活用」を先進的に行っていることから、ベネッセコーポレーション(昨年第23位→第13位)などとともに女性の支持を集めたようだ。

東京五輪開催決定による期待感もランキングに表れている。大きく順位を上げたジェイティービー(JTB)(昨年第31位→第16位)、エイチ・アイ・エス(HIS)(昨年第141位→第74位)といった旅行業界、三菱地所(第170位→第86位)などのディベロッパーが、五輪開催決定に伴うビジネス拡大へ期待から順位を上げたと見られている。

「DODA転職人気企業ランキング2014」 資料:DODA

上位300社までのランキングはDODAのサイトに掲載されている。