日本ユニシス・エクセリューションズ(UEL)は6月16日、ポリゴンデータを有効活用するためのポリゴンデータ編集ソフトウェアの提供を開始することを発表した。

UELは2012年から独立行政法人 理化学研究所との融合的連携研究を通じ、ポリゴン処理技術の研究を行ってきた。今回、最初の研究成果であるポリゴンメッシュ(物体表面の形状を定義するポリゴンの集合)のデータ簡略化ツールと、UELが独自に開発したポリゴンデータ編集ソフトウェア機能「簡略化」「スムージング」「細分割」を一つの製品として提供する。同ソフトウェアは実行形式で販売するほか、開発者向けにライブラリとしても提供する予定だ。

販売価格は、「簡略化」「スムージング」「細分割」機能ごとに初期費用10万円(税別)、年間保守費用2万円(税別)。また、ライブラリ形式での販売も予定している。UELでは、今後3年間で100ライセンスの出荷を見込んでいる。