ビットアイルは6月16日、プラットフォームサーバVシリーズ(以下、Vシリーズ)のオプションとして、「OSイメージバックアップ」サービスを7月8日より提供すると発表した。

なお、本サービスは、CommVault Systems Japan(以下、CommVault)の統合データ保護ソフトウェア「Simpana」を、日本国内サービスとしては初めて採用して運用する。

「OSイメージバックアップサービス」イメージ

OSイメージバックアップサービスは、バックアップに必要なソフトウェア、ストレージサーバ、保守運用サポートをオールインワンで提供する。また、契約は100GBから利用が可能で、手軽にスモールスタートすることが可能。なお、OSイメージバックアップサービスは、重複排除機能を備えており、バックアップデータが増えれば増えるほど費用対効果が高まる。

バックアップ先としてVシリーズのデータストア領域とは別のバックアップストレージサーバを用意することで、Vシリーズ側の筐体障害が起こった際にデータは保全され、バックアップストレージサーバも、RAID 6のディスク冗長された信頼性の高いストレージサーバを採用。

さらに、クライアントソフトを操作端末にインストールすることで、OSイメージデータを顧客の手元にエクスポートでき、これにより、オンプレミスのVMware仮想環境で稼働させることも可能

価格は、初期費用が30,000円、月額費用が100GBごとに10,000円(いずれも税別)。なお、初期費用は契約時のほか、容量変更の際も発生。

なお同社では、東京のデータセンターにバックアップしたOSイメージデータを、ビットアイルの大阪データセンターにレプリケーションするメニューを9月に追加する予定。