楽天は、書店の活性化を目的に設立された「書店における電子書籍販売推進コンソーシアム」が、6月16日から全国4店舗で実施するリアル書店での電子書籍販売の実証事業に、電子書籍コンテンツのサービス提供会社として参加することを発表した。

実証事業が実施される4店舗では、店頭に並ぶ電子書籍カード「BooCa」のコミックや文芸作品、新書など約3000タイトルの中から好きなタイトルを選び、ハードカバーや単行本と同様に、店頭レジで電子書籍を購入することができる。

購入した電子書籍は、「楽天Kobo電子書籍ストア powered by 楽天ブックス」や「BookLive!」でダウンロードできる。ダウンロードは、カードに記載されたダウンロード用コードを専用ページ上で入力して行う。カードに記載されたQRコードを利用した場合は、コードの入力は不要になる。

実施店舗は三省堂書店神保町本店(東京) / 有隣堂ヨドバシAKIBA店(東京) / 豊川堂カルミア店(愛知) / 今井書店本の学校今井ブックセンター(鳥取県)で、実証事業の期間は11月21日までとなっている。