ソフトバンク・テクノロジーは6月16日、クラウドアクセスコントロールサービス「Online Service Gate(オンラインサービスゲート)」のサービスラインナップを拡充すると発表した。従来のオプション機能を標準搭載した「Professional版」のほか、エンタープライズ企業による利用を想定した「Enterprise版」の2ラインナップを7月より展開する。

Online Service Gateは、クラウドサービスを安全・安心・便利に利用するためのクラウドアクセスコントロールサービス。クラウドサービスの利用下において、社外からのアクセス制限やシングルサインオン環境を実現する。また、マルチデバイス環境でセキュアなアクセスが可能なため、BYODの推進にも活用できる。

今回のリニューアルでは、セキュリティの担保と利便性を保ちつつ、場所に問わられることのないクラウド認証サービスとなったという。

Professional版は、モバイル端末のアクセス制御機能を標準化し、オプションなしでモバイルファーストに対応可能となった。Enterprise版では、接続先サービスの数が無制限に。また、Online Service Gateがサポートする認証プロトコル(SAMLプロトコル)に対応したクラウドサービスやオンプレミスのWebシステム、パッケージアプリケーションとの接続ができる。これにより、社内システムのシングルサインオンやアクセス制御をシームレスに行える環境を実現した。

Online Service Gateの機能比較

同日より、新ラインナップのWebサイトは公開されているが、サービスの提供開始は7月の予定だ。