米アドビはこのほど、ソーシャルメディア上で「2014 FIFA World Cup」どの程度言及されているかについて、世界230ヵ国を対象に調べた結果を発表した。
同調査は、ソーシャルメディアに対応する分析ソリューション「Adobe Social」によって、2013年6月から現在まで、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアのデータを収集分析したもの。
国別の言及率では日本が37%と最も高く、これに英国(11%)、ブラジル(9%)、ドイツ(8%)、米国(8%)と続き、上位10ヵ国のうち4ヵ国が欧州で占められた。
地域別ではアジア・パシフィック地域が全体の48%を占めており、EMEA(欧州、中東、アフリカ)地域が32%、南北アメリカが20%と、アジア・パシフィック地域におけるワールドカップへの関心の高さが明らかになった。
現在までに収集されたデータにおいて、ワールドカップへの言及は6,900万回以上となり、月間の言及数では、開幕当月を迎えるまでに1,900万回を突破し、スーパーボウル、ソチオリンピックを上回っているという。
選手別では、クリスティアーノ・ロナウド選手が5月だけで150万回とトップとなり、これに、ネイマール選手が120万回、セルヒオ ラモス選手が100万回と続いている。