江戸東京たてもの園は、スタジオジブリ作品に登場する「建物」に着目した特別展「ジブリの立体建造物展」を開催する。会期は7月10日~12月14日(月曜閉園)。開園時間は7月~9月が9:30~17:30、10月~12月が9:30~16:30(入園は閉園30分前まで)。会場は江戸東京たてもの園 展示室ほか。入園料は一般400円、中高生200円、大学生320円、65歳以上200円。
同展では、『風の谷のナウシカ』から最新作『思い出のマーニー』まで、スタジオジブリ作品の中に登場する建造物の背景画やボード、美術設定といった制作資料を公開。登場人物の生活や時代などの考証・検証を経てデザインされた"建造物"に焦点を当てて特集するもので、代表的な建造物はミニチュアなどの立体作品として表現する。
また、同展では扱う建造物には、『千と千尋の神隠し』の油屋、『ハウルの動く城』の動く城、『となりのトトロ』の草壁家、『耳をすませば』の月島家などがある。展示内容の解説は、同園ならびにスタジオジブリ双方に縁のある建築史家・建築家の藤森照信が担当。建造物の歴史や意匠の観点から解説を寄せるということだ。
なお、同展と江戸東京博物館で開催する「思い出のマーニー×種田陽平展」(7月27日~9月15日)の2館セット券(一般1,500円、大学・専門学校生1,160円、小中高生・65歳以上450円)、そしてこれらふたつの展覧会と三鷹の森ジブリ美術館の入場券がセットになった3館セット券(大人/大学生2,360円)がローソンチケットにて数量限定販売されている。
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