GIROPTICは、フルHDで360度のビデオ・写真を撮影できる全方位カメラ「360cam」の発売に向け、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて出資者を募っている。募集期間は7月5日まで。
「360cam」は、Lサイズの卵ほどのだ円形のコンパクトなボディに185度の魚眼レンズを3方向に装備し、360度の視界を捕ることができる防水仕様の全方位カメラ。8メガピクセルの静止画像を秒間3コマ撮影することが可能となっている。加えて、30fps、フルHD、2048×1024によるビデオ撮影が行うこともできる。
また、撮影したビデオや写真はMicroSDカードに保存でき、専用アプリを使ってFacebookやTwitterに投稿できるほか、Wi-Fi接続によってライブビデオストリーミングをパソコンや携帯端末へ配信したり、監視カメラとして映像をクラウドに転送したりすることも可能。そのほか、プールや海などで撮影した画像が水によってひずむのを防ぐミニゴーグル「水中用のレンズカップ」をはじめ、ライブイベントやビデオ監視向けの「プロフェッショナルビデオPOEアダプター」、電球ソケットに取り付けて電源を供給しながら部屋の中を撮影できる「ホームセキュリティバルブ」などのアクセサリーやサービスも用意される。
なお、同製品は目標金額の15万ドルに対して約99万ドル(6月13日現在)が集まっており、年内には249ドル程度の価格にて販売が予定されている。現在もKickstarterでの支援者募集は継続されており、出資金額に応じて割引販売やアクセサリーなどの特典が用意される(日本への出荷には別途送料20ドルが必要)。