アドビ システムズは、「2014 FIFA World Cup」についてソーシャルメディア上でどの程度言及されているかを世界230カ国を対象に調査を実施。その結果、国別でのトップは日本(37%)で、2位の英国(11%)を大きく引き離してトップであったと発表した。

ソーシャルメディアでのワールドカップ言及率は日本が37%でトップ

この調査は、同社のソーシャルメディアに対応する分析ソリューションである「Adobe Social」を使って、2013年6月から現在までのTwitterやFacebook、Google+、Instagram等のソーシャルメディアのデータを収集し、分析したものだ。その結果、国別の言及率では日本が約37%と最も高く、2位以下に大差をつけての1位となった。2位は英国の11%、3位はブラジルの9%、4位がドイツの8%、5位が米国の8%と続いた。地域別では、アジアパシフィック地域が全体の48%を占め、同地域のワールドカップへの関心の高さがうかがえる結果となった。

また、現在まで収集されたデータのうち、ワールドカップへの言及は6,900万回以上となったほか、月間の言及数では開幕当月を迎えるまでに1,900万回を突破するなど、ソチオリンピックやスーパーボウルを上回った。さらに世界の90%の国で言及されるなど、ソ-シャルメディアで最も話題に上ったスポーツイベントとなった。選手別での言及回数のトップは、5月だけで150万回言及されたクリスチアーノ ロナウド選手。次いでネイマール選手(120万回)、セルヒオラモス選手(100万回)と続いている。