共同通信社のグループ企業である共同通信PRワイヤーは6月12日、同社のPC1台がマルウェアに感染し、顧客情報の一部が外部に漏洩したおそれがあると発表した。
6月9日に外部からの指摘を受けて調査を行った結果、同社の営業用PC1台がマルウェアに感染していることが確認されたという。このPCに格納されている、顧客、販売委託会社担当者、報道関係者のメールアドレスなどの個人情報の一部が漏洩したおそれがあるとしている。
感染が確認されたPCは1台のみで、マルウェアの駆除は終了しており、社内ネットワークへの感染拡大がないことは確認されている。
同社は、不審なメールおよびファイルが添付されたメールが、関係者のメールアドレスに送られてくることも考えられるため、これらを受け取った場合は開かないよう呼びかけている。